ヒューマンドラマ作品

映画、テレビドラマの中でどの世代にも根強い人気を誇るのが、ヒューマンドラマというジャンルです。コメディよりのもの、シリアスよりのもの、フィクションからノンフィクションまでそのスタイルはさまざまですが、感情を揺さぶられたり、人間味を感じたりできるストーリーを持つのが最大の特徴です。

このブログでは、日本のヒューマンドラマの映画、TVシリーズについて紹介していきます。

カジノめぐり

18 Nov 2020

実際の話を基にした作品

カジノ/Casino】はマーティン・スコセッシ監督の1995年アメリカ映画。主演はロバート・デ・ニーロで、マフィアの支配下にあった1970年代から80年代のラスベガスが舞台。(他のオススメギャンブル映画はこちら)

大部分が実話に基づいており、モデルになったのは、フランク「レフティ」ローゼンタール。映画では「エース」役。レフティはシカゴで有名なノミ屋でしたが、1960年代末にラスベガスへ派遣されます。北ストリップ地区を代表する「スターダスト」カジノで実質的なボスの座に就いていましたが、犯罪歴のあるレフティにはカジノ経営のライセンス発給を受けることが難しい為、アレン・グリック(映画の中ではフィリップ・グリーン)が雇われ社長という名目になっていました。

シャロン・ストーン演じるジンジャーも実在の人物。カジノを任され出世したレフティですが、シカゴの幼馴染アンソニー「トニー」スピロトロ(映画のニッキー役)がラスベガスに移り住み、レフティの築いたカジノ天国を崩壊へと導びきます。

映画の物語は、高級娼婦だったジンジャーはエースと結婚しますが、ジンジャーが惹かれていたのはポン引きのレスター。ジンジャーとレスターはカジノのお金を狙っていました。

シカゴのカジノボスたちはエースの幼馴染ニッキーをボディーガードとしてラスベガスへ派遣しますが、ニッキーは暴走を始め、カジノ運営はより厳しくなっていきます。

やがてジンジャーはレスターと逃亡しようと、エースに離婚と多額の慰謝料請求しますが話は進まず、業を煮やした彼女はニッキーを誘惑して貸し金庫の鍵を手に入れようとします。ニッキーがエースの妻を寝取ったという噂はすぐにボス達の耳に届き、ニッキーは焦リ始めます。ジンジャーはエースの暗殺をニッキーに持ちかけますが断られ、自宅の金庫の金品を持って逃亡しようとしたところFBIに捕まります。これを皮切りにFBIはカジノの帳簿を抑え、ボスらは逮捕を逃れるため、関係者らの口封じが行われます。ジンジャーは事故死に見せかけて殺され、ニッキーも弟と共に暴行され、生き埋めに。エースも自動車爆弾で暗殺されかけますが、生き延びました。それからエースはサンディエゴにて静かに暮らし、大手資本が入ったラスベガスは巨大なレジャー・ランドのようになりました。

エースの車が爆破されるシーンやニッキー兄弟の生き埋め殺害事件は実際にあったこと。そんな映画「カジノ」は何度観ても飽きません。